赤ちゃんの皮膚常在菌を増やして弱酸性に赤ちゃんの肌は、大人の肌と違いバリア機能が未熟で無防備です。大人の肌は、自分の皮脂の分泌によって皮脂膜を形成します。さらに皮脂を栄養源にしてリパーゼを分泌する皮膚常在菌(善玉菌)が健康な肌にしてくれますが、赤ちゃんの肌には善玉菌がほとんどいません。そのために有害細菌に感染しやすい肌になっているのです。 だからといって赤ちゃんの肌を殺菌作用のあるベビー用のボディソープ(合成界面活性剤)で洗うことは、有害な悪玉菌だけでなく、わずかにある善玉菌までも殺菌してしまうことになります。その結果、スベスベでぷくぷくした赤ちゃんの肌は、大人の肌のように滑らかさを失うことになるでしょう。
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