新着情報

アスベスト関連情報

※リンク先はyoutube等の外部リンクです。音量にご注意ください。

2023/9/10

古くなった建物の解体が2020年から2040年に増加することがわかっており、解体現場からアスベストが飛散して吸い込むリスクがあるため新たなアスベスト被害が増えることが懸念されています。杜撰な管理のもとで解体作業を請け負う解体業者が少なくない実態が解体業者の間でも非常に問題視されているようですが、我々は解体現場の近くに立ち寄らないことぐらいしか防ぎようがないのが現状です。通勤通学で工事現場の前を通る必要があるような場合は防塵用マスクを着用して防ぐしか方法がないため常時携帯することが賢明です。

2021/2/15

アスベスト問題＜youtubeリンク＞

アスベストに発がんの疑いがあることを専門家らは40年前から警鐘を鳴らしていましたが、日本政府は近年までアスベストは健康的な建材で安心安全だと説明し続けた結果、中皮腫や肺がんで多くの人が命を落とす最悪の事態になりました。現時点で発がん性や健康被害を被る可能性があることが指摘されている化粧品成分に関しても、アスベストと同様に安全だと説明されている場合があるため科学的根拠のない安全情報は鵜のみにせず根拠となる信頼性の高い論文等で確認することが重要です。又、最近では珪藻土バスマットにアスベストが混入して問題になりました。数年前には中国製の自転車にアスベストが使われて問題になりましたが、知らずにメイドインチャイナの自転車に乗っている人は確認した方が賢明です。

2019/11/3

タルクにアスベスト混入＜日本経済新聞リンク＞

タルクは化粧品に広く用いられていますが、アスベストに隣接した場所から採掘されるため混入することが指摘されています。1970年代に当時販売されていたタルクを使ったベビーパウダーからアスベストが検出され社会問題になりました。アスベストが混入したタルクは精製しても完全には分別できないため危険だとされていましたが、その後、精製技術が向上されたため安全で心配はないとされていましたが、近年米国ではジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーからアスベストが検出され訴訟にまで発展しており、結局のところ安全ではなかったわけで、採掘時に混入したアスベストを取り除く技術には限界があり混入してしまったアスベストを完全には取り除くことはできないという認識となり、現在販売しているベビーパウダーはタルクを使用せずコーンスターチが主成分になっているようです。

参考動画